人は一日中運動し続けることは不可能です。
そこで、仕事中、通勤途中、食事中などの特別な運動をしていないタイミングの「姿勢」に気を配ることで、
凝りやすい肩にできるだけ余計な負担をかけない姿勢を維持することが重要というわけです。
頭の重み、地球の重力、動作による反動の力・・・など特段何もしていない状態でも肩には常に負荷がかかっています。
その負荷に耐えうる骨組みを整えるのが正しい姿勢への意識です。
週に1回のマッサージより、毎日の自分の姿勢をちょっと見直すだけで、簡単に新しいカラダが手に入るかもしれません。
凝る部分といえば筋肉であり、骨や関節ではありません。
でも骨の配置に無理がなければ筋肉は余計な負担を強いられることがないわけです。
肩周りの骨を正しく配置するような姿勢とはどんな状態なのでしょうか?
◆ポイントは「骨と骨の間隔を広げること」◆
筋肉は骨と骨に付着しているため、骨どうし(関節間)の隙間が狭いと筋肉は縮む、つまり凝ることにつながります。
寒い時に腕や首をキュ~っとすくめる動作をすると凝るイメージがありますが、
暖かい部屋でリラックスする時はカラダがゆるんでほっとしますよね。
それでは実際に正しい姿勢をつくっていきましょう。
ステップ① 肩甲骨と肩甲骨の間を広くあける
姿勢を正そうとして胸を張る。そのイメージは間違ってはいませんが、
気をつけたいのが骨同士を無理に寄せない、ということ。
胸を張ろうとして肩甲骨同士を寄せると菱形筋という筋肉が無駄に働きます。
この筋肉は肩甲骨を上にも引き上げてしまうため、
僧帽筋をも動かしてしまい、肩だけでなく背中全体に緊張を生み出します。
つまり、肩甲骨間を広く保つ意識で背中の筋肉が無駄なお仕事をしないで済むわけです。
ただし、肩甲骨間を広げると、肩口が前になり猫背的な姿勢になりやすくなるので注意しましょう。
ステップ② 鎖骨の向きを整える
背面の意識を抜かずにカラダの前面側から肩を形成している鎖骨を
真横にすーっと一直線に開くような意識で肩幅を広く保とうとイメージします。
この時に、カラダの中心に近い鎖骨の骨同士の隙間も広くあけようとすると、
自然と背筋も伸びて頭の位置が定まりやすくなるはずです。
背中側も広く、胸側も広く保つことでカラダは立体的に丸みを帯び、中心軸が整いやすくなるからです。
ステップ③ 肩甲骨の下角を下げる
ステップ①で肩甲骨の間が広がり、ステップ②で鎖骨が広がると、
肋骨に添ってぶらさがっている肩甲骨は無理なくスッとおりることでしょう。
無理な筋力を使わないために肩甲骨につながる筋肉や背面の筋肉がリラックスしていきます。
姿勢が楽に感じられたらしめたもの!継続することで凝らないカラダになれそうですね。
ポイントは肩を形成している骨自体を具体的にイメージすること。
骨を適切な位置に整えられたらカラダ本来のパワーを発揮できるはずです。
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