日差しがどんどん強くなるこの季節、足のむくみに悩まされることが多くなったと感じることはないでしょうか。
この時期にむくみやすくなる、むくみがひどくなるという方は、「クーラー病(冷房病)」が原因かもしれません。
冷房の効いたオフィスや自宅で過ごす時間が多いと、クーラーの冷たい風を長時間浴びることで、
体が冷えて血行不良に陥り、むくみの原因となってしまうことがあるのです。
クーラー病(冷房病)は病気ではなく、
冷房によって体が冷えることが原因で起こると考えられるむくみや頭痛等の健康障害の俗称です。
快適な温度で過ごすためにクーラーを使っているのに、
なぜ体調不良になってしまうのでしょうか。その答えは、自律神経の不調にあります。
人間の体は、自律神経の働きによって体温調節をしています。
体が冷えれば筋肉が収縮し、体温を外へ逃がさないようにします。
逆に、温まれば血管を拡張させて不要な熱を放出してくれるのです。
しかし、夏の炎天下とクーラーがきいた部屋とを短時間で行き来して、
急激な温度変化にさらされたり、長時間体を冷やし続けると、自律神経が正常に働かなくなってしまいます。
体が冷えた状態が続き、血行不良が常態化することで、
むくみをはじめとした肩こり・腰痛・頭痛などの症状が発生するようになってしまうのです。
何も対策を取らずに我慢していると、疲労感が取れず慢性的なだるさを感じるようになり、
やがて不眠症状やめまいなどの深刻な体調不良を引き起こすことも・・・
軽い症状を感じた段階ですぐにケアをし、ひどくならないように対策をすることが必要です。
◆衣類をプラス1枚して体温調節
クーラー病を防ぐためには、体にとって適正な体温を維持する工夫が必要になります。
外出の際にはひざ掛けや羽織ものを常備し、クーラーが効いた室内でも体が冷えすぎないようにしましょう。
寒くなってから使うのではなく、早めに使うことが大切です。
そしてさらに重要なことが、衣類による体温調節に加えて「体の中からの体温維持」を図ることです。
体の中で熱を発生させているのは筋肉です。体を動かし、筋肉を刺激することで、必要な熱が生み出されます。
仕事中・プライベート問わず、体を何らかの形で動かすことが、クーラー病の防止につながるのです。
特に、下半身の筋肉は体温調節において重要です。
中でもふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、心臓から全身に届けられた血液を、再び心臓に戻す働きをしています。
ふくらはぎや足全体を動かすことで、足元で滞っていた血流が再び上半身へと戻り、血流が改善していくのです。
血流の改善は冷えを解消し、老廃物の排出も活発化するためむくみも解消されます。
◆「歩く」機会を増やして対策強化
クーラー病の症状を改善するには、過度な運動は必要なく、簡単な運動を毎日続けるのが効果的です。
特に「歩く」という行為は体にそれほど負荷をかけずに気軽に取り組めるため、長く続けやすくおすすめです。
歩くことによって筋肉が活発に動くと、脂肪が燃焼を始め体が温まります。
すると、それに伴いリンパや血液の流れもスムーズになり、老廃物の排出も活発になります。
その結果、冷えの症状が改善し、むくみも解消されるのです。
特別な運動ではありませんが、負荷が少なく、日常的に長く続けられるものの一つです。
歩く機会を意識して増やすことは、自律神経に働きかけ、体温調節機能を正常に戻す手助けとなります。
毎日ウォーキングの時間を作って取り組むのも一つの方法ですが、
難しければ日常生活の中の歩く機会を増やす方法もあります。
例えば通勤の際に一駅前で降りてその分歩いたり、エレベーターを使わず階段の上り下りを行うといった取り入れ方です。
それでも歩く機会を増やすことは難しいという方は、休憩の合間に足を動かしたり、
できるだけ下半身の筋肉を動かすようにしましょう。
足を意識的に動かすことで、クーラー病によるむくみを抑えることができます♫
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